はじめに:Wi-Fi 7って必要?という人へ
「最近ネットが遅い…」「リモート会議が不安定…」そんなとき、見落としがちなのが「ルーターの買い替えタイミング」です。
Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)は、2024年以降に本格登場した最新の無線通信規格。旧世代より通信速度が速く、複数台接続に強く、遅延も少ないのが特長です。
この記事では「Wi-Fi 7って何?」「難しくてよくわからない」という初心者の方でも、失敗しないルーター選びができるように、コスパ・使いやすさ重視の入門モデルを厳選してご紹介します。
✅ Wi-Fi 7ルーターを選ぶポイント(初心者向け)
- バンド数:2.4GHz+5GHzの「デュアルバンド」構成で十分実用的
- ポート速度:2.5Gbps or 10Gbps LANがあれば高速通信に対応
- 価格帯:1.2万円〜2.6万円のモデルがコスパ◎
- メッシュ対応:広めの家では複数台連携「メッシュWi-Fi」対応が便利
- 国内サポート重視:初期設定やトラブル対応を考えると国産ブランドも安心
🔍 初心者が迷いがちな3つのポイントを整理!
- 🏠 設置場所で選ぶ:ワンルーム〜2LDK → 単体モデルでOK / 3LDK以上や戸建て → メッシュ対応が安心
- 📶 通信安定性を重視するなら:同時接続やスマートホーム用途にはWi-Fi 7が快適(MU-MIMO & OFDMA対応)
- 🔌 有線LAN活用派なら:NAS・PC用に2.5Gbps以上のLANポート付きがおすすめ
※Wifi規格早見表
※横にスクロールできます
規格名 | 発表年 | 最大通信速度 | 主な特徴 | すごいポイント |
---|---|---|---|---|
Wi-Fi 5 | 2013 | 7 Gbps | 5GHz/MU-MIMO/256QAM | Wi-Fi 4より“約10倍”高速。動画も複数同時視聴が快適! |
Wi-Fi 6 | 2019 | 9.6 Gbps | OFDMA/TWT/1024QAM | スマホやIoTの“同時接続”に強く、混雑に強い! |
Wi-Fi 6E | 2021 | 9.6 Gbps | 新6GHz帯/低遅延通信 | 干渉の少ない“第3の電波帯”で通信が安定! |
Wi-Fi 7 | 2024 | 最大46 Gbps | 4K QAM/MLO/最大16空間ストリーム | “動画編集や大容量通信”に最適。すべてが速い! |
🏆 おすすめWi-Fi 7対応ルーター【4選比較】💡 Wi-Fi 7対応の身近なデバイス例
2024年以降、Wi-Fi 7に対応する機器が急速に増加中!以下のような端末が続々と対応しています:
- スマートフォン:Pixel 8 Pro、Xiaomi 14、ASUS ROG Phoneなど
- iPhone:現時点では未対応(iPhone 16シリーズから対応の可能性あり)
- ノートPC:ThinkPad Gen12、MSI Prestigeなど最新モデル
- スマートTV:LGやSamsungの一部上位モデルが対応予定
“今後の買い替え先としてWi-Fi 7対応モデルを選ぶ”ことで、ルーターと一緒に通信環境も未来対応に!
ブランド | モデル名 | 最大通信速度 | ポート構成 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
I-O DATA | WN-7D36QR/UE | 最大2882Mbps | 2.5GbE ×1 | 約14,800円 | 日本ブランド・IPv6対応 |
TP-Link | Archer BE220 | 最大3570Mbps | ギガLAN ×4 | 約12,800円 | 最安のWi-Fi 7入門機/EasyMesh対応 |
NEC | Aterm AM-7200D8BE | 最大7200Mbps | 10GbE ×1 + ギガLAN ×3 | 約26,000円 | Amazon限定/国産&10G対応 |
Buffalo | WXR-18000BE10P | 最大11529Mbps | 10GbE対応 | 約39,800円 | 本格派トライバンド/将来性重視 |
📶 各モデルの特徴と選び方
1. I-O DATA WN-7D36QR/UE

- Wi-Fi 7(デュアルバンド)対応
- IPv6対応&日本語UI
- 2.5GbE搭載で高速有線通信もOK
- 家庭用にぴったりな省スペース設計
2. TP-Link Archer BE220

- 最安クラスのWi-Fi 7ルーター(1万円台)
- EasyMesh対応で後からメッシュ拡張も可能
- デュアルバンド(2.4GHz+5GHz)構成
- 価格重視・エントリー向け
3. NEC Aterm AM-7200D8BE

- Amazon限定のコスパ高モデル
- 10Gbpsポート搭載で高速回線にも対応
- Wi-Fi 7対応デュアルバンド(6GHz非対応)
- 国産の安心感とサポート体制が魅力
4. Buffalo WXR-18000BE10P

- トライバンド(2.4GHz+5GHz+6GHz)構成
- Wi-Fi 7完全対応・10G LANポート搭載
- メッシュ機能・高度なセキュリティ設定も
- 価格は高めだが将来性抜群
まとめ:今こそ“ルーター買い替え”の好機
Wi-Fi 7は新しい規格ですが、今から対応しておくことで数年先まで快適な通信環境が手に入ります。
今回の4製品は、性能・価格・使いやすさのバランスが良く、初めてのWi-Fi 7ルーターに最適です。
5年以上同じルーターを使っている、接続台数が増えてきた、もっと快適にする方法はあるかな?と感じたら、ルーターの見直しを検討してみましょう。🛒 製品リンクまとめ(公式サイト/Amazon検索)
Buffalo WXR-18000BE10P:▶ Amazonで検索 / 公式サイトを見る
I-O DATA WN-7D36QR/UE:▶ Amazonで検索 / 公式サイトを見る
TP-Link Archer BE220:▶ Amazonで検索 / 公式サイトを見る
NEC Aterm AM-7200D8BE:▶ Amazonで検索 / 公式サイトを見る
おわりに:Wi-Fi 7で「家庭のネット」が劇的に快適に
Wi-Fi 7対応ルーターは、単なる高速化だけでなく、「複数台同時接続に強い」「スマートホームとの相性が良い」など生活全体を快適にしてくれる選択肢です。
初心者の方でも、この記事で紹介したような「選ぶポイント」を意識すれば、数年先まで満足できる製品に出会えるはず。
次世代の通信を、あなたの家庭にぜひ取り入れてみてください。
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